「錬金術の中の錬金術」 …それは、無から有を生み出すお金だった
|私が考える錬金術
「化学的な手段を用いてゴミのような物から…ざっくり金儲けする試み」と言う意味。
|黒い液体で金儲け
石油が錬金術に向いていた理由
シンプルに言うと‥合成化学物質は、精製が容易なため、大量生産、大量消費に向いていました。
衣食住に関するすべての物を、石油で安価に作り出すことができました。
石油で、毒も作れるが、薬も作れました。
石油で、武器も作れるが、便利な生活用品も作れました。
化学物質で、病気を作り出し、それを治す薬を作って商売するという(マッチポンプ商法)やり方をする、医療関係者、製薬会社も出てきました。
他にも、手荒れの起こる洗剤を作って、同じ石油で、ハンドクリームを作るとか。
もっとひどいのは、戦争で化学物質を武器にして、戦争が終わるとそれを、農薬や化学肥料にして儲けたりしました。本当に、無駄なく金儲けができる仕掛けになっています。
|救われたガソリン?
厄介ものだったガソリン。すぐに爆発するため川に捨てられていたことも。しかし、1886年ベンツは三輪車にガソリン・エンジンを装備した。捨てられていたガソリンが皮肉にも最高に価値ある存在となった。⇒ 救われたのはガソリンではく、それを捨てていた者たちの懐だった。車が発明された事で、捨てていたガソリンによってがっぽり儲けられるのですから‥まさに「錬金術」。
|火は自然破壊の火種
一言に錬金術と言うけれど…。
もし、人が火を制御できなければ…今築き上げた文明は何一つなかったし、化学物質やお金を用いて…世界を支配することさえできなかったと言える。今なお人類を魅了し続ける火。その火を支配できたと言う優越感がもたらしたものは…自分の命そのものである自然を破壊するというただ一点にすぎなかった。
つまり、制御できなかった火を制御できるようになった事で、制御不能の文明に翻弄され‥自らの体(自然そのもの)を破壊されていると言える。
|真の錬金術
「銀行の魔法」:この動画を見ると ”お金は錬金術の中の錬金術”ってことが分かります。
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なんとお金そのものが…錬金術ではないか!!!
もはや捨てるはずだったと言う材料さえいらない。
化学的技術も手段もいらない。
なるほど…”まさに無から有を生み出す神”のよう。
昔から、「お金=神」と言われる意味がよく分かった。
事実、キリストも、銀行に預けないで土にお金を隠していた者に対し、「銀行へ預けておけばよかったのに」と言っていた。無から有を生み出すお金…自然にはないお金。自然を破壊するお金。これを勧める神という存在。神の目的が…分かってきたような気がする。
↓銀行の魔法
|お勧めサイト
るいネット「ロックフェラー一族が石油産業を掌握するまでの軌跡」
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=263891
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下にCMが表示されることがありますが、このブログと関係ありません。
- by 白鳥沙羅
- 2015.05.05 Tuesday
- 石油の歴史と化学
- 11:47
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