放射性照射食品とは何か?




 
|放射線照射食品




原子力の平和利用なんてありません。土壌菌だってわたしたちの体を守っているって分かれば‥菌を殺すこと自体不自然で不要でしかない行為。わざわざよけいなことを、必要不可欠みたいに嘘を言って‥「平和利用」とカッコ良くして売り付けるんですから‥もうあきれるばかりです。
 

とにかく国は当てにならないので‥これらの事についても関心を持ち、皆さんで情報を拡散していきましょう。そして、反対の声をあげて行きましょう。
 


『ねもはも既刊』「いまさら聞けない勉強室 テーマ:放射性照射食品」より転写しました。 
(タイトルを若干変えています)

 


いまさら聞けない勉強室  


テーマ:放射線照射食品



放射線照射食品、聞き慣れない言葉かも知れません。チェルノブイリ原発事故で世界の広い範囲に放射性物質がばらまかれ、放射能に汚染された食品が出回って大問題になったことがありました。
 

今でも、放射能汚染食品が流通している可能性はあり、食品の輸入時が一部検査されています。ところが、放射線照射食品とは、わざわざ「原子力施設」で食品に放射線をあててから流通させるというものです。すでに日本でも照射食品は流通しています。大丈夫なのでしょうか。



■放射線照射食品とは何か

 

原子力の平和利用(?)として研究されてきたのが、放射線照射食品(以下、照射食品)です。コバルト60やセシウム137のような放射性物質から出る放射線や、あるいは電子加速装置からでる電子線を食品にあてることで、殺菌や殺虫、または、作物から芽が出るのを止めたりして、保存性を高めることができます。照射食品は、放射線をあてるだけなので、放射能をおびることはなく、原発事故で発生する放射能汚染とは違います。



■照射メリット
 

たとえば、ジャガイモやタマネギ、ニンニクに照射すると、芽が出なくなります。春先に芽が急に伸びて食べられなくなったりすることがなくなります。
 

パパイヤやマンゴーなど熱帯の果物や野菜の熟度を調整したり、イチゴやミカン、魚やソーセージ、ベーコンなどの保存期間が長くなります。
 
 
たとえば、小麦粉や米など照射すると、付いていた害虫の遺伝子が壊れたりして、虫が死んだり、不妊化したりします。
 

肉や魚やスパイスについている菌を殺して、殺菌することもできます。
 

さらには、ウイスキーや焼酎などの熟成促進にも使えます。推進している人たちは、これによって、食糧不足が救える、食中毒が予防できる、輸出入が簡単になる、ポストハーベスト(収穫後)農薬や食品添加物が減らせる、と言っています。
 


 
■照射デメリット
 

照射されて、菌が死んだり、芽が出なくなるということは、遺伝子が破壊されたり、変質するということです。
 

放射線の強いエネルギーが、原子核の回りをまわっている電子を吹き飛ばし、それによって、遺伝子の破壊だけでなく、新しい物質が生成されたり、フリーラジカルとよばれる反応性の高い物質ができます
 

それは、そのまま照射食品の中に残ります。研究データからは、栄養成分が破壊され、食品成分の一部が変化して毒性を示したり、動物実験で体重の減少や生殖器官の異常、子どもの異常などがみられています
 

また、照射量、食品の種類によっては味や性質(粘度など)が変わります。
 


■日本は世界最初の
 

食品衛生法では、「食品を製造し又は加工する場合は、食品に放射線を放射してはならない」とされています。
 

しかし、例外はあります。日本では、「原子炉の多目的利用法の開発」として研究がはじまり、当初は、米、小麦、ジャガイモ、タマネギ、みかん、ウインナーソーセージ、水産練り製品が許可品目として厚生省などが検討しました。
 

1974年1月、許可を得て北海道士幌農協が照射ジャガイモを販売します。これが世界最初の照射食品商業利用でした。

 
その後、引き続いて照射タマネギが許可される予定でしたが、動物実験で様々な問題が指摘されたため、1978年に原子力委員会が照射ジャガイモを除いた6品目について遺伝的安全性の実験を行うために研究を延長し、そのまま現在にいたるまで許可された食品はありません
 

一方、世界最初となった北海道士幌農協の照射ジャガイモは、現在まで20年以上に渡って年間1トン〜1.5トン照射され、販売されています。
 

この照射ジャガイモの目的は、春先の発芽防止です。



■どんなものに照射されているか
 

日本ではジャガイモだけですが、世界では年間約50トンの食品が照射されています。これは、世界全体の食品のごくごく一部に過ぎません。それだけ消費者の不安が高いのです。
 

照射が行われている国は、ベルギー、フランス、ハンガリー、オランダ、ウクライナ、デンマーク、フィンランド、イスラエル、ノルウェー、アメリカ、クロアチア、アルゼンチン、バングラディッシュ、チリ、中国、イスラエル、フィリピン、タイ、日本などです。照射食品としては、穀類、タマネギ、ジャガイモ、ニンニク、冷凍魚介類、肉類、香辛料、果物などがあります。




■アメリカの肉
 

アメリカでは、ハンバーガーショップでの病原性大腸菌O−157事故をきっかけに、鶏肉や豚肉に認められていた放射線照射が2000年より食肉全般に認められました。また、ボツリヌス菌対策として、鶏卵にも認められました。
 

それに対して、消費者団体などからは、不衛生で大量処理をする食肉処理状況を放置することや、二次汚染は防げないことを指摘し、反対運動を続けています。そのため、香辛料を除いては、照射食品はほとんど生産されていません。
 

しかし、照射をうけおう企業が、アメリカ大手の食肉加工処理企業と契約を結ぶなどしているため、今後、たとえば牛挽肉の場合、アメリカで処理される75%が照射されるとの予想もあります。アメリカは、食肉の輸出国でもあり、アメリカの食肉が放射線照射されるようになると、当然、日本にも認可を求める圧力がかかってくると考えられます。



■日本の動き:
 

今、日本の香辛料輸入販売会社が、厚生省に94もの香辛料を放射線照射認可するよう求めています。2005年に燻蒸剤の臭化メチルが使えなくなることと、菌数を減らして食中毒を防止するためだとしています。しかし、今までに香辛料が原因となった食中毒は起こっていません。ソーセージの製造過程で起こる可能性は指摘されています。


むしろ、アメリカをはじめ、いくつかの国で香辛料の放射線照射を行っており、それにならう形にしよう、あまり関心を持たれない香辛料で露払いをして、その後の肉製品や果物などの照射認可を実現しようとしているのではないかと考えられます。



■そうまでして、欲しくはない
 

照射食品の歴史は、そもそも軍需用でした。戦地で食品の長期保存を狙ったものでしたが、アメリカでは1960年代に、安全性の問題から使用が全面的に禁止された経緯があります。
 


日本では、原子力の平和利用という名目で推進されてきました。今や、食中毒予防や食料不足への対応など新しいお題目がついています。しかし、まず、照射食品は、放射性物質を管理しながら運用したり、大規模な電子加速装置を必要とするような特殊なものです。また、その「見えない」性質上、安全性や実際にどんな照射が行われているかを判断することができません


なにより、安全性にも疑問がつきまといますし、原子力産業あっての照射食品だということも疑いのない事実です。だいいち、どうしてそんなにまでして殺菌したり、芽を止めたりしなければならないのでしょうか。遠くに運ぶため、もっと言えば、高く売れるところに運ぶために行われるのではないでしょうか?
 

なにより、安全性にも疑問がつきまといますし、原子力産業あっての照射食品だということも疑いのない事実です。だいいち、どうしてそんなにまでして殺菌したり、芽を止めたりしなければならないのでしょうか。遠くに運ぶため、もっと言えば、高く売れるところに運ぶために行われるのではないでしょうか?



そして、その背景には、大規模だから放射線照射ができる、だから安全だという考え方があり、手作りや小規模では放射線照射なんかできないから菌がいる、芽が出る、それでは不安でしょうという大規模大量礼賛無菌万歳の考え方があるように思います。
 
 
知らないうちに食べさせられることのないように、日本と世界の動向に気をつけておきたいものです。
 

 



知らないうちに食べさせられることがないように気をつけるにはどうしたらいいんでしょう?3.11以前からもですが、3.11以降尚更、原子力産業に不信感を持っています。目に見えない事をいい事に、国民を餌食にしている産業としか言いようがありません。とにかく、少しでも多くの方にこれらのことを知らせ‥原発反対の内容に盛り込んでいきましょう。






 

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コバルト60により‥4年以上の歳月をかけて310億匹の不妊虫を使い1990年には、ウリミバエの根絶に成功しました。私たちも、このウリミバエと同じ運命をたどるのではないでしょうか?
お勧めブログ「放射線によるウリミバエ撲滅作戦から学ぶ」を是非読んでください。

 



 

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下にCMが表示されますが、このブログと関係ありません。

 

 


 


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