生産する人と消費する人…どっちが悪い?




|誰が悪い?




ある人の文章の中に「化学物質を生産する人と、使用する人のどちらが悪いのか?」とありました。その人の、文章の締めくくりには、「われわれ、消費者が賢明になって、使うか使わないかの判断をするべき時代が始まった…消費者は、もっと賢くならなくてはならないと思う。」


そのような内容でした。


わたしも、この方と同じように考えていました。しかし、化学物質というだけでも、問題点が山ほどあり、それら一つ一つを調べひとりひとりに理解してもらうことは、とても難しいのではないかと思うのです。なぜなら点複雑でややこしすぎるからです。







|次の事を考えてみた




簡単な解決方法は、日本人が石油に出会わなかったところまで…せめて戻ってみることだと思うのです(一番は、文明から野生に戻ることですが)。それで、わたしは‥わたしなりに以下の事について考えてみました。皆さんも、一緒にこれらのことについて、これらの事についてそれぞれ考えてみてください。



■だれが、石油合成化学物質をこの世界にまん延させた?

自然から離れ、食べ物を自分で調達せず使用人にまかせ、机に向かって楽して大儲けしようと(錬金術みたいなことを)難しい勉強ばかりしていたエリートたち。



■一般の人たちに化学物質が理解できるでしょうか?

化学物質が汚染物質の原因、多くの病気の根源と言われても、一般の人には、ベンゼン環さえわからない。OだのCだのHだのClだの…訳が分からないのです。(私自身が良く理解できないでいる)



■一般の人が、石油を見て使い道や価値が分かったでしょうか?

化学式さえわからない一般の人は、あの黒いドロドロしたもの(石油)で何かを作ろうと思いつきません。(普通だったら気持ち悪くて近づけないのではないだろうか?)



■一般の人に、理解できる事は?

一般の人がわかるのは、超頭のいいエリートが作った商品を、どこで、どのように仕入れるのか?買ったものをどのように使うのか?‥ぐらいです。



■製品の有害性をどれだけの消費者が理解できるだろう?

物が燃えたら、「水素と炭素と水になる」しかし、石油で合成された製品を燃やすと「炭素と水素と酸素と塩素の化合物などの有害物質が発生する」と言われても、チンプンカンプンなのです。(目に見えないものをたくさんの文字で説明されても…)



■一度身についた生活習慣をかえることができるだろうか?(例;ゴミ問題)

自然のものは、その辺に捨ててると‥様々な生き物が食べて‥跡形もなく分解します。それも生きた命ある土へと。しかし、人々が火を制御するようになっていろんなものを燃やすようになりました。これが文明であり、自然破壊の始まりであったわけですが‥。木々が燃やされ森林の減少はあったにせよ、空気が汚れることはありませんでした。しかし‥一度ついた燃やすという習慣がついた人々は、プラスチックやビニールも同じように捨てたり、燃やしてしまったりする。何も知らない消費者の生活習慣を変えるのは、とても難しい。


このダイオキシン、1グラムが1000人殺せる殺傷能力があるとか、一年間に5300グラム日本で排出されているとか、言われても、青酸カリと違って すぐに毒性が現れないと、一般の人には、「毒性がない」ということになってしまう のである。



■知識のない消費者に責任を負わせていいのだろうか?

もし、生産者が消費者のせいにすると…消費者は「やっぱり、便利さを求めた私たちがいけないのね〜」と素直に反省するばかりで何も解決できない。結局。生産者と消費者の両方にとって不利になる。(環境悪化によってお互い破滅)



■もし責任をとれば、解決するか?

生産者は、化学物質の知識に富んでいるので、良心的であるなら、解決するはず…。もし良心があるなら、ゴミを増やさないように、人々の健康を優先するにちがいない。もし、どんなに努力してもゴミが増え続けるなら、環境と人々の健康を優先し、思い切って製造を中止するであろう。そうすれば、生産者にとっても消費者にとっても…両方にとってよいことになる。


もし、これが難しいというのであれば、生産者側の良心の問題ではないでしょうか。
このことから、責任を生産者がとれば、環境問題はなかったのではないかと思うのです。


何も知らない消費者に、賢くなれと言うのは、無茶なだと思いませんか。化学物質に疎い人たちばかりなのですから(特に私は…)。今回(3.11)の原発についても同じではないでしょうか?原発を「安全。地球にやさしい。」と売り付け、デメリットをほとんど言わなければ…。消費者は「自分の利益のある方へ」動くだけだと思います。

 





|最後に




「石油合成化学物質汚染の責任は、誰がとるのか?」ということも大切かもしれません。でも、お金という怪物によって頂点にいる人も、底辺にいる人もみんな、がんじがらめに支配されているのも事実です。生産者が悪いか消費者が悪いか?騙すほうが悪いか、騙されるほうが悪いか?


お金の社会は、本当にうんざりです。どうして私たちは、こんなお金に支配されてしまったのでしょう?自分自身もこのお金の支配から抜け出せないでいるのですから…。どうか、私たち全ての人間がお金の奴隷になり、繋がり‥ともに自然を破壊しているという事実を知ってください。そうすれば‥みんで協力して、なんとか私たちをくくりつけるお金の支配から解き放たれ‥自然に沿って生きる生き方に戻れるのではないでしょうか。



■野生の生きものは文明なしに生きている


野生の生き物は
道具を使えない。
火を使えない。
ことばを使えない。
文字が分からない。
数字が分からない。
計算が分からない。
お金の価値が分からない。
時間が分からない。
将来が分からない。
計画を立てられない。
しかし…それでも…それでも野生の生き物は生きている。


超高温でゴミを燃やせばダイオキシンが出ないと言われています。しかし、どんな高温でも「6角形のベンゼン環」を破壊することはできないそうです。ですから、煙となって空中に吐き出されたベンゼン環は空中に浮遊する塩素と結びつき、再びダイオキシンを再生します。


つまり‥どんなにお金をかけて超高温で焼却できる釜を準備しても意味がないことが分かります。ここまで自然を汚染してしまった私たち。人が文明の知恵でいじればいじるほど大変なことが起こります。今回の放射能汚染も同じだと思います。そこで出た瓦礫も私たちの知恵をはるかに超えた自然の懐に任せた方がずっとよかったと思います。


私たちの国が誰にも支配されていないのであれば…経済より、自然に沿って生きることを優先して考えてほしいものです…。







|お勧めブログ




↓化学について基本だけでも知りたい方は下記をご覧ください。
http://ocw.hokudai.ac.jp/Course/LiberalArts/ScienceAndTechnology/ScienceLiteracy2/2009/page/materials/ScienceLiteracy2-2009-Text-28.pdf




 
=========================================
下にCMが表示されることがありますが、私のブログを関係ありません。





 

スポンサーサイト

  • by スポンサードリンク
  • 2017.04.17 Monday
  • -
  • 12:28
  • -
  • -
  • -
  • -

この記事のトラックバックURL
トラックバック

カレンダー

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< April 2017 >>

アナライズ

プロフィール

書いた記事数:243 最後に更新した日:2017/04/05

最近の記事

カテゴリー

archives

カウンター

recent trackback

  • 20年もの間、合成洗剤の危険性を訴え続けた人がいました
    飛んで

ブログ内検索

sponsored links

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM