化学物質過敏症は防衛反応 :ごくごく微量ではなく、高濃度だった





|感覚は相対的




明順応、暗順応をご存知ですか?




  明順応 

 暗いところから、急に明るいところへ出ると、初めは眩しいがすぐに慣れる現象




 
 暗順応 

 明るい場所から暗い場所へ入ると、初めは何も見えなかったのが、時間が経つにつれてだんだん見えてくる現象。




ここで分かることは、感覚は相対的な差を刺激として受け取りその差がなくなると順応していくということです。




馴化とは?




生体に与えられた刺激が、強化を伴わない状態であるとき、刺激に対する反応は相対的に減少していく。このような一連の過程を馴化という。




つまり、同じ刺激がずっと続く場合も刺激を感じなくなるということです。たとえば、友達のうちに遊びに行って玄関を開けた瞬間感じた臭いが数十秒のうちに分からなくなってしまうことありますよね。でもその臭いが消えたのではなく、その臭いが同じ刺激だったために刺激を感じなくなったということです。つまり、馴れてしまったということです。そして、その濃度の臭いに変化がなければ自分の感覚では「ない」になってしまうのです。








|化学物質順応した人々




たった70年で400倍に増えた化学物質



1930年100万トン化学物質の生産量(世界で)が、2000年には4億トン。たった70年で400倍になったのです。なのに多くの人が…化学物質の刺激を感じないでいます。


それはなぜでしょうか?


それは…私たちの感覚が相対的な差の刺激に反応し、差がなくなると順応していくと言う性質があるからではないでしょうか?企業は、このように感覚が順応していく性質を知って‥利用したのかも知れません。


毒性の高い石油精製物。それを薄めて作った物質があります。たとえば…薬、洗剤、芳香剤、農薬など…。


これら薄められた薬品は…刺激を少し感じるのですが‥薄いために‥体はそれに順応していきます。そして、少し増やすと…また体は、刺激を少し感じるのですが、また体は‥順応していきます。…これをずっと続けてきたら…こんなに化学物質が蔓延しているにもかかわらず…何も感じなくなった(順応した)わけです…。


ほら穴から出たとき、まぶしく感じることは自然です。それに順応するのも自然です。しかし…不自然な化学物質を曝露した時、かゆみを感じたり臭いを感じるのは自然。しかし…その後それに順応してしまったら…。人はどんどん、化学物質を自然界に持ち込むことになり…私たちそのものと言っていい自然が破壊されていくのではないでしょうか。








|高濃度だった




化学物質室内濃度指針値より考える



「パラジクロロベンゼン」を例に、血中と空気中に含まれる化学物質の濃度の差がどう私たちに働くのか、化学物質室内濃度指針値を調べながら考えようと思います。


1999年11月11日に発表された、厚生省の「内分泌かく乱物質の胎児、成人などの曝露に関する調査研究」によると、パラジクロロベンゼンが検査した60人全員の血液から比較的高い濃度で検出されたそうです。


 




  消臭剤使用のトイレでは、
 
 
  パラジクロロベンゼンが最大1,313μg/m3検出。


   (室内濃度指針値 0.04ppm=40ppb=240μg/m3)

 

 






これほど…トイレの空気が汚染されていると言うのに…。企業寄りの学者は…ごくごく微量の化学物質に反応する異常な体質の人が増えているとして「化学物質過敏症」と命名するのだから…いやはや…。


 




   室内濃度指針値(0.04ppm=40ppb=240μg/m3)の


   約5倍(1313μg/m3)の濃度のトイレ。



 





うちの母は、こんなトイレの臭いが「無臭」と言い、トイレに置いてあった消臭剤の臭いに云々言う私が「異常」だと決めつけたのです。それは、ひとえにテレビで「ごくごく微量に反応する化学物質過敏症」と連呼したせいです。わたしは、母に「こんな空気では病気になるから…」って言ったのに…。それが4年前。


現在母は、肺癌。そのことを母は知らない…。母は、今も自分は正常で私が異常だって思い込んでいる。「化学物質過敏症」って病名おかしいでしょう!!なぜなら母は、トイレの空気を「ごくごく微量の化学物質」だって信じているんですから…。厚生省がしっかりとその役目をはたしていたら…こんなことにならなかった。つまり、わたしが過敏症。母が癌。そして二人が仲たがいする。こんなことは決してなかった…はず。



 




 
   室内濃度指針値の意味 




                  現時点で入手可能な毒性に係る科学的知見から、

               ヒトがその濃度の空気を一生涯にわたって摂取しても、

               健康への有害な影響は受けないであろうと

               判断される値を算出したもの。




          ※「厚生労働省 医薬食品局化学物質安全対策室」の「室内濃度一覧表」を

             ぜひ参考にして下さい。


 



 






|濃度の差を感じる




濃度の差が小さいほど感じない



血中濃度と室内濃度の差が小さいほど…何も感じない


上記にあるように1999年11月11
日に発表された、厚生省の「内分泌かく乱物質の胎児、成人などの曝露に関する調査研究」において、成人60人から高濃度のパラジクロロベンゼンが検出された。


その結果内容⇒60人全員から0.36〜211ppb(10億分の1)、平均では4.9ppbが検出
最低の値の人と最高の値の人との差が大きく211ppbの人は0.36ppbの人の…約586倍もあった。


室内空気指針値が40ppb=240μg/m3なので…。
血中濃度が211ppbもあった人は…室内空気指針値40ppbの5倍を超えた高濃度約200ppb=1,200
μg/m3以上のパラジクロロベンゼンで汚染されたトイレに長期滞在していたことが分かる。つまり…この人は肝臓や腎臓に負担がかかり、最悪な場合癌を発生するというリスクが高い…。


たぶん
211ppbを示すほど血中濃度が高い人が、血中濃度より低い濃度のトイレに入ると…さわやかなトイレになるだろう。


私の母は、パラジクロロベンゼンの影響と思われる症状があったが…部屋の刺激に対し無反応だった。(予想だが…母の血中濃度がきっとトイレと同じ濃度、あるいはそれ以上だったからに違いない…。私の場合、母の家に行く前の一年間お風呂で毎日汗を流しデトックスをしていた。だから血中濃度が下がり…母の部屋が毒ガス状態に感じた…)


※こちらを参考⇒
住宅室内における揮発有機化合物(VOC)








 

|無防備な無反応





高濃度に反応しない体


 


1.問いかけ



多くの人が、自分は化学物質に何も感じないからと安心していますが本当に安心していいのでしょうか?もし、室内空気の安全基準より血中濃度が高く、癌のリスクをはるかに超えているのに無反応だったとしたら?逆に不安になりませんか?



2.化学物質の落差が反応の原因では?



化学物質過敏症という病気になった人々の反応は一体何なのか?
それは化学物質の空気中の濃度の落差だと私は思っています。



北里病院のアレルギー科のクリーンルームで検査をした際、先生がこうおっしゃいました。「クリーンルームにしばらくいたので帰り化学物質の臭いで体調が悪くなるかもしれません」とつまり、クリーンルームのきれいな空気と、自動車が通る道路の汚染された空気の落差!!


また、家で使っているダストフリーという空気清浄機ですがその注意事項に「長い間汚染された空気を吸い汚染された空気に体が馴染んでいますので、急に化学物質のない空気にすると体が馴染めずに一時的に体調不良になることがあります」と


いつもいい空気を求め実践している「化学物質過敏症」と命名された人々は、室内では「空気清浄機」、移動は「キーメイトマスク」をする。それは、「落差」から来る体調不良を避けているからと言えます。




だからと言って、落差をなくすために「空気清浄機」を止め「キーメイトマスク」を外し化学物質を体内に取り入れ(化学物質の血中濃度を上げ)ることで、その汚染された空気に慣れようと努力することが果たして正しい方法でしょうか?落差から解放され落差による苦しみはなくなるかもしれません。


もう、空気清浄機もマスクもいらないし化学物質から逃げなくて済むかもしれません。しかし厚生省が調べた結果「高濃度」に汚染されたトイレをほとんどの国民が「ごくごく微量の化学物質」と思い込んで安心して鼻から吸い、皮膚から吸収しているわけですから


多くの人が肝臓病や腎臓病を患い癌や難病になってしまうリスクが高まってしまうのです。



3.対立を生む
 



先ほどのパラジクロロベンゼン。これは、トイレの防臭剤やタンスの防虫剤として使われています。しかも、この化学物質は、家庭から排出される化学物質中のべスト1なのです。


パラジクロロベンゼンの総排出量は、なんと年間55,033トンにもなります。このような状況で多くの人が血中にこの化学物質を取り込みそして室内の安全基準の濃度をはるかに超えた、血中濃度になっていたりするのです。


ですから室内の化学物質が高濃度であるにもかかわらず何も感じない人が多い。その上、テレビなどでは、化学物質の臭いなどに反応する人を「ごくごく微量の化学物質で反応し逃げ回っている人」と、連呼し日本国民全員をだましたのです。


まるで体質の問題と言わんばかりの情報をテレビで流すことにより高濃度の化学物質で汚染されたトイレであるにもかかわらず多くの人が「自分はトイレのごくごく微量な化学物質を吸っても何ともなく過ごせる」と安心し逆に化学物質過敏症を「気の毒に」とか「わがまま」と解釈し化学物質に反応する人と対立を起こすのです。


結果家庭から排出される化学物質は、減ることなく増え続ける一方となり、全ての人が病気になるリスクを高めることになってしまいました。




4.無責任な厚生省



1999年パラジクロロベンゼンの検査を行ったのは厚生省。だからこれを機に、国は危険な化学物質全てを禁止すべきだった


高濃度に汚染されているトイレ、高濃度に汚染されている血液それを知っていながらここまでほったらかしにしさらには、化学物質に反応するものを「ごくごく微量に反応するもの」と言ってのけたのだから


国がちゃんと機能していたなら、検査の結果国民の健康を第一にした対策をとったはず


もし国が、ちゃんとした対策をしていたなら化学物質で癌になるものも、アトピーやアレルギーになるものも、化学物質に反応して苦しむものも、激減していただろう。


もし、人類削減なるものを真剣に考えているものが意図的にそうしているというのなら思惑通りと言えるだろう。もうわが国は、ずっと以前から全世界の支配者に乗っ取られていてその支配者の犬という役割しか果たせないのかもしれない



5.化学物質の役割

    (放射能までも血液中へ運ぶ)




化学物質の中の「界面活性剤」の役割(?)は、皮膚のバリヤーを破壊すること。
つまり、花粉に化学物質がくっついて、人の鼻に入ると鼻の粘膜を「界面活性剤」が破壊し血中に入りえなかった花粉が侵入し花粉症を引き起こす。また、その化学物質自体も血中へ


花粉が化学物質を運ぶように、化学物質は放射能を運ぶことができる。
(花粉の粒より化学物質が小さく、化学物質より放射能の粒の方が小さい)


だから、放射能がくっついた化学物質を花粉が運ぶと花粉症の人は、人の何倍もの速度で「花粉と化学物質と放射能」を血中に取り込むことになるのです。


ですから放射能だけに意識が向かっていますが化学物質との相乗効果を避けるためにも家庭で使われる化学物質に対しても注目てほしいと心から願っています。


放射能と化学物質から身を守るためにまず実行できることから


花粉症に限らず皮膚のバリヤーが破壊されれば、化学物質や放射能は皮膚から容易に侵入し血中まで移動できるのですから全ての国民が化学物質を減らす方向へ行かなければ。特に「合成洗剤」は、皮膚のバリヤーを取り除く界面活性剤の塊と言えます。












|最後に




「子供のために何ができるか、考えてみよう!」身体に入った化学物質は、 胎児のDNAに傷をつける。そして、次の世代の子供にDNAが引き継がれ、これを継世代毒性と言いう。 日々、体に入れている化学物質は、自分の子供だけではなく、子孫へ永遠に影響を与え続ける。 









|備考



 



指針値とは




指針値は、現時点で入手可能な毒性に係る科学的知見から、ヒトがその濃度の空気を一生涯にわたって摂取しても、健康への有害な影響は受けないであろうと判断される値を算出したものです。その設定の趣旨は、この値までは良いとするのではなく、指針値以下がより望ましいということです。




はっきり言って「…一生涯わたって摂取しても健康への有害な影響は受けないであろう…」なんてあいまいすぎます。もし「有害な影響を受けたら?」…どう責任を取ってくれるのでしょう?いつものように1人や2人だったら無視。1000人や2000人だったら…「体質」と言うことにするのではないでしょうか?そんな指針値を作るより国民の健康を第一に考え「なくすべき」です。どこまでも企業の味方ってこと分かります。(私のコメント)








単位について




    ごく微量を表す単位 ppm、ppb、ppt  とは


   ⇒例えば、0.0001%1ppm1000ppb1000000ppt  


    
となります。



 

濃度を示す単位 




% 百分率 (100 分の 1


千分率 (1000 分の 1


ppm 百万分率 (100 万分の 1


ppb 十億分率 (10 億分の 1


ppt 一兆分率 (1兆分の 1


ppq 千兆分率 (1000 兆分の 1




一つの文章の中に、違った単位を使って書いているのをよく見かけます。これは、内容を分かりにくくすると同時に国民を如何にごまかすかのテクニックではないかと私は思っています。



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下にCMが表示される場合がありますが、このブログと関係ありません。







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