初めての引っ越し (避難生活)





|自然豊かな避難先




ここなら絶対大丈夫!



2008年5月と7月、恐怖の農薬散布。心臓や呼吸が止まりそうな症状。もう、引っ越すしかないと決断し、決まった場所は九州。三方を山に囲まれ正面は、海。家は、森の中にあって、夢のような自然豊かな場所でした。何の不安もなく、ここだったら絶対大丈夫と確信を持って引っ 越してきました。




↓こんな田舎でした

森


ところが‥。







|引っ越し先の真実




3月の下旬に引っ越しをしたのですが引っ越した次の日に、顔面の浮腫み、瞼の腫れ、心臓が締め付けられる感じなどの症状に悩まされるようになりました。とにかくふすまや障子を外し、倉庫へ。押し入れは、アルミシートで全面を覆いました。(押入れには、ムシューダという防虫剤があったからです。)また、畳からも刺激臭がするので、アルミシートを貼り、その上にコルクマットを敷きました。



↓アルミシートを敷いた上にコルクマットを敷きました



近所での焼却
だいぶん、部屋の空気は穏やかになってきました。そして、少し気分も良くなってきました。しかし、相変わらず、顔はむくみ、瞼も腫れていました。引っ越してくる前までの顔を思い出せなくなってきました。どうして、顔がはれているのだろう?謎?でした。


夏がきて、窓を開ける機会が増えてきました。時々、近所で、野焼きをするのを見かけるようになりました。「あ〜いやだな〜。こんな田舎でも、ビニールとか燃やすんだ。」とショックでした。




↓金属でもプラスチックでも何でも燃やす









|魔の8月3日









こ の日は、近所から、モクモクと黒煙が立っていました。我が家にも煙が入ってくるので、近くの海へ避難しました。その途中、他にも黒煙の立っている家が数件みえました。そして、海の方へ行くとなんと海でも、プラスチックなどのゴミを燃やしていました。それで、もう一つ先の海まで、走って逃げました。


8月3日。この日から‥私たちの本当の苦しみが始まりました。まさに、魔の8月3日でした。




↓この煙が我が家を直撃

のやき


|終わらない野焼き




神経痛悪化



この8月3日以降、毎日のように誰かがどこかで、ビニールやプラスチックを燃やす刺激臭がありました。これでもか、これでもか…と毎日燃やされました。私は、このとき少し左膝の痛みを感じていたのですが、そのうち治るだろうと、あまり気にしていませんでした。しかし、8月の下旬には、左足は、完全に曲げられなくなり、正坐不能となりました。歩くのもサポーターなしでは歩けなくなりました。


子供のころ、農家の友達の、お母さんが膝を悪くしたりしているのを見たり聞いたりしましたが、今思うと…化学物質のせいだったんだ〜と思います。足が治らないと言う理由で自殺した、友達のお母さんもいました。また、足が悪くなって、動けなくなって、そのまま亡くなったと言う人もいました。そういう人のことを思い出しながら、わたしも動けなくなるのかな〜と考えたりしました。





↓自然塩で湿らせたガーゼで湿布 (これで治りました)







|絶望的野焼き




農薬散布で、死にそうになったので、ここへ引っ越してきたのに、ここも酷い所だった。何でもかんでも、浜で燃やすと言う習慣をもった町。役所に言っても‥取り合ってくれない。引っ越しの準備、引っ越し費用、交通費、引っ越しの片づけ‥全てが無駄だったと思うと‥絶望的です。ここもまた引っ越しするとなると‥この先何度引越せばいいのかと‥いろいろと考え不安になるのです。




↓ここで、漂着ごみと一緒に自分たちの生活のゴミも一緒にここで燃やすのです


海岸での焼却







|空気清浄機購入




電気製品など、余計なものを買わない自然な生活をしようと思っていただけに、空気清浄機の購入は悔しくもありました。しかし、そんなことを、言えない状況 で、「ダストフリー」という化学物質を100%近く取り除ける空気清浄機を購入しました。呼吸が苦しかったので、本当に助かりました。



↓ダストフリー(空気清浄機) 値段が高く、重たく、場所をとり、フィルターも高い。でも高性能。








|隙間テープ






玄関や縁側のサッシの隙間から、黒い煙の攻撃に悩まされていましたが、隙間テープでかなりの効果を得ることができました。たかが、隙間テープと思いましたが、10000円近くかかりました。






|うまくかわす




窓を開けるのを夜の間にして、昼間は、締め切ることにしました。そして、空気清浄機で過ごすことに。サッシを通して、緑の山や木々が見えるのですが、家の中 の方が、外よりもきれいな空気だなんて、とても不思議な感じです。




↓窓から見える景色

庭からの景色



とにかく、煙のない時でも、空気に刺激があるので、いつも活性炭入りのマスクをするようにしました。このようにして、むくみのない顔と腫れてない瞼に少しずつ、近づいてきました。


この環境でなんとか生きるためには、空気清浄機、活性炭入りマスク、隙間テープなどを使って上手くかわしていくほかなさそうです。







|国も町も守れない




国の環境省と町の環境課



こんな中、やはりプラスチックなどのゴミの焼却は続いており、ダイオキシンの煙は、私たちを襲って来ます。私たちが最後の頼みでもある町の環境課の方に相談しました。そして、環境課の方に来て頂き、海でプラスチックなどのゴミを燃やした後の写真や、私たちの困っている状況をお話ししました。


わたしは、当然環境課の方が、私の話を聞いて、驚いて「この事態を何とかしないと、あなたの健康とこの地域の皆さんの健康が危ない。」と立ち上がってくださると思っていたのですが。ほとんど驚くこともなく、「この地域では、燃やすのが習慣になっていますから時間と労力がかかりますし引っ越ししたらどうですか?」と、なんともやる気のない返事で、そのことに私の方がおどろかされました。


数日後、環境省に電話で、このことをお話しし、環境省の方からも、町の環境課の方へ、ゴミの焼却のことを住民に啓蒙していただけるよう、一筆書いていただけるか、それとも電話で話してくださるかとお願いしました。私は、「さすが〜環境省。やっぱり私たちの健康と環境を守ってくださる頼れる人たち」と喜ぶはずでした。しかし、ここでも、無関心で、「町の環境課の方から連絡がないと何もできない」の一点張りでした。


マニュアル通りにしか、動けないみたいで、ロボットと話をしているようでした。たぶん、環境省の方たちの仕事は、電話で「私たちは、市町村の環境課にまかせてありますから」と説明するだけの電話番なんだと分かりました。期待していただけに、がっかりしました。





↓燃え残りにはこんなペットボトルも混ざっていました。

ゴミ焼却1




↓ダイオキシンが満ち潮で海へ。これを見て驚かないのに…驚き!
ゴミ焼却2




↓ここは、生け贄を捧げるように大きな木を組んで、そこに漂着ゴミ、家庭ごみなどを積み上げ、その上に冷蔵庫を載せて燃やすのを見ました。何でも燃やせるんですね。
ゴミ焼却3







|国の本質




環境省は環境をよくしない



わたしは、今まで環境省が、環境を良くする省庁だと思っていました。しかし、実際は違いました。むしろ悪化です。






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下にCMが表示されることがありますが、このブログと関係ありません。

 




 

 


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